大学生でも三年生以上になると就活のことで頭がいっぱいになる人も少なくありません。中には、いい会社に就職するために大学進学を選んだ人もいるぐらいです。それだけ就活はその人にとって価値のあるものと考えられるでしょう。ところが、なかなか会社が決まらない場合には気分的に落ち込んでしまい場合によってはうつ病が発生してしまう場合も考えられます。人間は、安定した場所にいることが一番安心できますが、就職活動中はその逆で不安定の中に身を置いているわけです。一つでも希望している会社から内定をもらっていれば問題ありませんが、そうでなければ不安にさいなまれて毎日暗い気分になってしまう可能性も否定できません。うつ病は、いまだに明確な原因は分かっていませんが、少なくとも自分自身でこれを治すのはかなり困難といわれています。そこで、うつ病になってしまった場合には心療内科や精神科などに行くと良いでしょう。心療内科や精神科では、カウンセリングの役割も果たしてくれて就職活動中の生徒の悩みを聞いてくれる貴重なところです。高中普段友達や親などに話すことができないことでも、第3者でしかも専門化ならばはっきりと自分の心の中を吐露してすっきりすることが可能になります。これにより、うつ病が治った例も少なくありません。
就活中にうつになってしまった場合には、大学で行っているカウンセリングなどもありますが、基本的に就活中にうつになる人は多いため長時間ならばなければいけないこともあります。特に大きな大学ならば生徒の数も多くひと学年5000人以上いることも少なくありません。このような人数がいれば、何パーセントかはうつ病になっている可能性がありそれらの人がカウンセリングに詰めかければ、当然列をなしてしまう可能性があります。大学で行われているカウンセリングの場合には、無料で行ってくれる点で便利ですが、うつ病の状態を周りの友達に知られてしまう可能性があります。自分がうつ病になっていることを知られたくない場合は、やはり個人的に精神科や心療内科に行くのがよいでしょう。この時、薬で治療をしてくれるところもありますが、よい先生ほど薬だけで済まそうとはしません。腕前の良い先生は、薬ではなくカウンセリングを重視してくれます。カウンセリングがうまい先生は、話しを聞くのが上手な先生で話しをしている患者さん自身に自分で答えを見付けてもらうようにします。実は、先生が何も答えてくれず相槌を打っているだけでも、本人が話しをしているうちに自分のうつ病を良くするためのヒントを話していることがあります。それを本人が自ら気付くことで、うつ病が治ることも考えられるわけです。